院長プロフィール
PROFILE
お茶畑助産院 院長
一般社団法人静岡県助産師会 副会長
髙橋 美穂
お茶畑助産院ができるまで
HISTORY
わたしがしたかったことは何?
看護学生の時に出産の神秘について学び感銘を受け、産科で働きたいと思うようになった。
卒業後、NICUに配属され、毎日30人くらいの赤ちゃんの沐浴と授乳とおむつ交換に追われる日々。
毎朝、手際よくどんどん赤ちゃんの沐浴をする。
端から順々におむつを替え、次々に哺乳瓶をくわえさせる。
ミルクを飲み終わった赤ちゃんから、次々ゲップをさせていく。
授乳とおむつ交換を3時間毎に繰り返す日々。
私は、何のために看護師になりたかったんだっけ?
わたしがしたかったことは何だったんだっけ?
助産師という職業を知る
日中の授乳時間になると、ガラスの向こうに母親達が来る。
名前を確認しながら赤ちゃんを渡し、ガラス越しに授乳を見守る。
時々、上手く授乳できない母親がいると、ガラスの向こう側の部屋に出向き、お手伝いをする。
でも、感染予防のために基本的にはNICUの部屋に籠もっている。
まるで監視員。
そんな中、助産師が時々授乳室にやってくる。
母に寄り添い、赤ちゃんの授乳の様子を母親と一緒に喜び、母親も笑顔になる。
そこに人と人との関わりがあった。
そうだよ、赤ちゃん一人一人みんな人間なんだよ。
もの凄く大事に想い、宝物に思っている人が存在するんだ。
当たり前のことを忘れかけている自分がいた
「一人一人を大切にする」ということを助産師さんに教えてもらえました。
当たり前のことを当たり前にする
何よりも働いている助産師さんがとっても楽しそうだった。
私も楽しく働きたくて、助産師になることを目指しました。
愛に包まれた環境で
いのちの始まりは、愛の結晶から始まります。
お産はその延長線上にあります。
なので、お産の時も愛に包まれた環境で迎えて欲しい。
自分が信頼し、大好きな人に囲まれて。
人生で最高のスキンシップを通して赤ちゃんと出会って欲しい。
家族の愛に包まれて新しいいのちを迎えて欲しい。
産む力を信じ寄り添う
果たして自分は産めるのか
とてつもない大仕事に不安になるときもあるだろう。
でも大丈夫、きっと産める。
女には産む力が備わっている。
女性のからだに備わった産む力を最大限に引き出せるよう、
妊娠中からのからだづくりとこころづくりをお手伝いします。
そして、赤ちゃんがこの世にやってきたときに
居心地がいい環境をつくること。
そのお手伝いをすることが助産師の役目だと思っています。
待つこと 信じること
無事にお産が終わるまでは大なり小なりみんな抱えている不安
時にはとっても怖くて押しつぶされそうなるときも
そんなとき、一緒に身体と心でこの試練を乗り越えます。
その先には、豊かな景色が広がっているから。
ママになった喜びを感じて欲しいから。
そして、出産した後も、育児に思春期に更年期に
いつでも困ったら 悩んだら 訪ねてきてください。
資格
助産師・保健師・看護師
・NCPR(新生児蘇生法)Aコース取得
・アドバンス助産師
スタッフ 紹介
STAFF
お掃除:江塚 愛
助産師:小林 弥生